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71時間目 [ 個別対応方式Q&A① ]

2011年08月29日(月) テーマ:消費税
ここのところ、
暑くなったり寒くなったりですが、
体調にはくれぐれもお気を付け下さい。
健康第一!です。

さて、最近のブログの検索ワードをみていると、
「消費税の個別対応方式」関連のものが増えています。

ということで、
みなさんの疑問を少しずつでも解決するため、
今後、『個別対応方式Q&A』のタイトルで、
よくあるご質問をご紹介していきたいと思います。

質問①
『非課税売上は銀行預金利息しかなく、
銀行預金利息に関連する経費はないため、
課税仕入れはすべて「課税売上にのみ要するもの」として
よいのですか』

住居の貸し付けや
有価証券の売却などがない会社のほとんどは、
銀行預金利息しか非課税売上がないと思います。

「課税売上対応」「非課税売上対応」「共通対応」、
これらの言葉だけみると、
そのような会社においては、
経費のすべてが、
「課税売上対応」になると考えがちです。

しかし、実際にはそうはいかないのです。

例えば、
銀行預金を管理する経理部門や、
会社全体の業務を担う総務部門は、
非課税売上に関与しているとみなされます。

よって、
経理部門や総務部門に係る、
家賃、水道光熱費、消耗品費などは、
「共通対応」に区分しなければなりません。

どのように区分するかなど、
実際の方法については、
区分を開始する前にしっかり検討してください。

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