141時間目　[ 会社設立と創業補助金 ]

みなさん、こんにちは。

今回のテーマは、
｢創業補助金｣です。

会社を設立しようとする方は、
設立時に申請できる助成金や補助金に興味を持たれます。

基本的に、会社設立時の助成金や補助金は、
制度があっても、
自動的にもらえるものではありません。

会社が助成金等の申請をすることで
初めてもらえる可能性が出てくるのです。

｢知らなかったからもらえなかった。｣
｢知っていたら申請したのに・・・。｣
という声は、
起業家の方から良く聞きます。

助成金や補助金の制度は、
期間限定のものが多く、
その時々によって、
どのような制度があるのかは異なります。

会社設立を考えている方は、
過去に助成金や補助金を申請したという話だけを参考にせず、
今、どのような制度があるのかを必ず確認しましょう。

さて、それでは、
現在はどのような制度があるのでしょうか。

会社設立のための補助金の制度に、
｢創業補助金｣という制度があります。

この制度は、
対象となる経費の3分の2、
上限200万円までを補助してくれる制度です。

ただし、
この補助金はもらって終わりではありません。

補助金をもらってから5年間、
事業の状況についての報告義務があり、
一定の利益を出している場合は、
もらった補助金の一部を返還しなければなりません。

なお、申請時やその後の事業報告をする際は、
認定支援機関に登録されている税理士などの
サポートを受ける必要があります。

税理士だからといって誰でもサポートできるのではなく、
認定支援機関である税理士しかサポートできない点に
注意が必要です。

また、残念なことに、
平成26年6月30日で、
補助金の募集が一旦終了しました。

恐らく、7月以降に、
再度募集が始まるのではないかと思われますが、
募集の時期や、
新たな募集に関する条件などは、
いまのところ何とも言えません。

6月までの募集の対象が、
平成25年3月23日以降に設立した会社でしたので、
これから会社を設立する方だけでなく、
既に会社を設立した方も、
今後の募集の動向に注目です！