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166時間目 [ 中古資産を購入した時の耐用年数 ]

2015年07月14日(火) テーマ:法人税
みなさん、こんにちは。

昨日今日と暑いですね。
梅雨明けしたとは聞いていませんが、
もう夏真っ盛りといった感じです。

さて、みなさんの会社では、
中古車や中古の機械など、
中古資産を購入することはありますか?

新品の資産を購入する時と違って、
過去に何年も使っている資産なので、
耐用年数は短くてよいのではと
思われる方もいるかもしれません。

そこで、今日のテーマは、
「中古資産の耐用年数」です。

中古資産を購入した際は、
次のように、
耐用年数について、
いくつかの選択肢があります。

①新品と同様の耐用年数
②実際の見積使用可能期間
③簡便法により算定した年数

償却期間が長くても問題がない場合は、
①の新品と同様の耐用年数にすればよいでしょう。

もし、少しでも償却期間を短くしたい場合は、
②の使用可能期間を見積もる方法がありますが、
実際に正確に見積もることは
困難であることが多いと思われます。

ということで、
よく利用されている方法が③です。

③の算定方法は次の通りです。

【法定耐用年数の全部を経過した資産】
法定耐用年数×20%

【法定耐用年数の一部を経過した資産】
法定耐用年数-経過年数+経過年数×20%

ちなみに、
1年未満の端数は切り捨てますが、
計算結果が2年未満のときは2年になります。

例えば、法定耐用年数が20年、
j経過年数が10年の場合は、
このように計算します。

20年-10年+10年×20%
=12年

中古資産を購入した際の、
耐用年数を考えるときは、
今回の内容を思い出してみてください。

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