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78時間目 [ 会計ソフトの選び方 ]

2011年11月07日(月) テーマ:会社設立
みなさんの会社では、
経理処理を誰が行っていますか?

税理士などにお願いする会社もあれば、
経理担当者や、
場合によっては社長自身が
経理処理を行っている会社もあるでしょう。

会社で経理処理をする場合、
すべての集計を手計算で行う会社もありますが、
ほとんどの会社は会計ソフトを利用されると思います。

今回は『会計ソフトの選び方』について、
考えていきます。

これから会社を設立する方はもちろん、
税理士などにお願いしているけど、
そろそろ会社で行いたいと考えている方や、
今の会計ソフトに不満がある方も参考にしてください。

会計ソフトを選ぶ際の大きなポイントは次の3つです。

①価格
②機能
③使いやすさ

まず「価格」についてですが、
検討すべきは購入価格だけではありません。

会計ソフトは毎年のようにバージョンアップされますし、
使い方が分からなくなることもあるでしょうから、
保守サポートの料金も考慮すべきです。

会計ソフトの購入価格については、
お調べいただくとすぐに分かりますが、
数万円で購入できるものもあれば、
数十万円かかるものもあります。

保守サポートは、
いくつかのメニューを選択できる場合があり、
それぞれで価格が異なります。

まずは予算を決め、
会社の状況にあった金額の範囲内で購入すべきでしょう。

次は「機能」についてです。

会計ソフトによっても異なりますが、
同じ会計ソフトでもいくつか種類があり、
それぞれで機能が異なる場合があります。

例えば、
部門別に損益を管理したい場合は、
簡単に部門管理ができる機能を備えたソフトがよいかもしれません。
経営分析をしっかり行い、
会社の経営に役立てたいと考えている会社は、
そのような機能が充実しているソフトがよいでしょう。

また、同じデータをネットワークで共有して使用したい場合は、
ネットワーク対応しているソフトを選択する必要があります。

それぞれの会計ソフトにどのような機能があるかをチェックし、
ご自身の会社で必要な機能は何かを事前に検討しましょう。

そうすることで、
「不必要な機能がついているために、
高額なソフトを購入してしまった」とか、
「こんなことをやりたかったのに、
そのような機能がなかった」
ということを防げます。

最後に「使いやすさ」です。

会計ソフトは毎日のように使うものです。
画面や操作性の好みは人によって異なりますが、
同じ条件であれば、より使いやすいものを選んでください。

会計ソフトによって、
ひとつの表を表示する手順や時間は結構違うものです。
お試しソフトなどで、
よく利用するメニューを中心に、
使いやすさを確認してみてください。

会計ソフトを初めて購入する場合は、
どのようなソフトがあるのか全く知らないこともあるでしょう。
そのようなときは税理士などに相談してみてください。
きっといろいろなアドバイスをくれるはずです。

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