101時間目　[ 開業時期と決算月の設定による節税対策 ]

みなさん、こんにちは。

「消費税率の引上げ」に対しての節税対策を
テーマとする予定だったのですが、
その内容は102時間目にして、
今回は会社を設立する起業家さんに向けて、
お伝えしていきたいと思います。

起業家のみなさんは、
税制改正について興味を持ったことはありますか？

税制改正とは、
税金のルールを変更することをいいます。

税制改正は必ず毎年1回は行われます。

今までにない新しいルールができることもありますし、
世の中の流れに応じて、
これまでのルールが修正されることもあります。

以前は1年に1回でしたが、
最近は自民党と民主党が2大政党となった上に、
衆議院と参議院で多数を占める政党が
異なった状態になっていることから、
1年に数回の税制改正が行われることもあります。

起業家のみなさんの中には、
税制改正は関係ないと思われている方もいるかもしれませんが、
実は、改正の内容によっては、
知っておかなければならないこともあるのです。

例えば、
「開業時期」と「決算月」は、
開業前に決めなければなりませんが、
最近の税制改正によるルール変更の影響で、
これらの決め方により、
新たな節税につながるケースが生じています。

反対の言い方をすると、
この税制改正の内容を知らないことで、
多くの無駄な税金を払うこともありえるということです。

では、起業家のみなさんが、
毎年の税制改正の内容を調べなければならないかというと、
そうではありません。

みなさんの負担を軽くするため、
会社を税金の面からサポートするために、
『税理士』はいるのです。

会社の税金のことでお悩みの際は、
なんでも『税理士』にご相談ください。