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181時間目 [ 平成28年3月決算の会社の税務申告 ]

2016年04月04日(月) テーマ:法人税
今年の桜は今週末ごろが満開となりそうです。

お花見が楽しみな時期ですが、
3月決算の会社にとっては、
決算申告業務が忙しい時期でもあります。

3月決算の会社は、
毎年、前年の税制改正の内容に注意しなければなりません。

多くの改正の時期が、
その年の「4月1日以後開始事業年度」について
適用されることとなっているからです。

では、昨年の平成27年度税制改正には、
どのようなものがあったか、
振り返ってみましょう。

会社に関係する主な内容は次の通りです。

①法人税率の引き下げ
②受取配当金の益金不算入制度の見直し
③欠損金の繰越控除制度等の見直し
④試験研究を行った場合の法人税額の特別控除制度の見直し
⑤中小企業等の貸倒引当金の特例の見直し

その他にも、
平成27年度税制改正において、
特別償却制度や
法人税額の特別控除制度の見直し等の
重要な改正があります。

また、それ以前の改正で、
今回の申告から適用されるものもありますので、
申告作業の前に、
改めて昨年以前の税制改正の内容をご確認ください。

申告書の様式も、
前期のものから変更になっているものがあります。

特に、
受取配当金の益金不算入制度については、
該当する申告書の様式が大きく変更されました。

次回は、
この受取配当金に関する改正の内容について、
再度確認してみたいと思います。

会社で配当金を受け取っている場合は、
ぜひ次回の内容もご参考ください。

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