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44時間目 [ 会社設立時の手続き③ ]

2011年02月07日(月) テーマ:会社設立
みなさん、こんにちは。
42時間目と43時間目で、
会社設立時の『設立登記の手続き』と
『税務関連手続き』をお伝えしました。

さて今回は設立時の手続き最終回です。
『社会保険・労働保険関連手続き』『許認可手続き』について
ご説明していきます。

まず、『社会保険・労働保険関連手続き』についてです。
そもそも会社の場合は社会保険に必ず加入しなければなりません。
もし起業する方1人で事業を行う場合も加入する必要があります。

また、労働保険は従業員のために加入するものですので、
最初に社員を雇用した時に手続きをしなければなりません。

ではどのような手続きをどこにするかですが、
主なものを簡単にまとめてみましたので参考にしてください。

【年金事務所】
 ①健康保険・厚生年金保険新規適用届
 ②健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届
 ③被扶養者届
 ④保険料預金口座振替依頼書
 ※この他にも賃金台帳など手続き時に持参すべきものがあります。

【労働基準監督署】
 ⑤労働保険保険関係成立届
 ⑥労働保険概算保険料申告書
 ※この他にも適用事業報告などが必要となります。

【ハローワーク】
 ⑦雇用保険適用事業所設置届
 ⑧雇用保険被保険者資格取得届
 ※この他にも持参すべき書類がいろいろあります。

いかがでしょうか。
ざっと挙げただけでもこんなに提出する書類があります。
また、税務署に提出した書類のコピーや、
労働基準監督署に提出した書類のコピーを持参することもありますので、
手続きの順番も考えて行わないと余計な手間がかかってしまいます。

手続きの期限もありますので、
開業した際は、必要な手続きを迅速に行うようにしましょう。

最後に『許認可手続き』についてです。

これから始める事業について、
すべての事業を勝手に始めてよいわけではありません。
事業によっては資格が必要だったり、
関連機関の許可が必要だったりします。

例えば運送業や建設業、旅館業や飲食業を行う際は、
許認可の手続きが必要です。

このような事業を行う方は、
当然許認可の手続きが必要なことはご存知だと思いますので、
手続きを忘れることはないでしょうが、
不安な方は専門家に相談してみてください。

『社会保険・労働保険手続き』や『許認可手続き』も、
誰に相談してよいか分からない方はいつでもご連絡ください。

さて次回はどのようなテーマにしましょうか・・・。
ご要望がありましたらコメントしてください。
お待ちしております!

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