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158時間目 [ 一括償却資産と少額減価償却資産の違い ]
2015年03月11日(水) テーマ:法人税
みなさん、こんにちは。
今回は、
3年で均等に償却できる「一括償却資産」と、
30万円未満であれば全額損金算入することができる、
「少額減価償却資産」の違いについて、
お伝えしていきます。
会社において、
備品などの資産を購入する場合、
金額が10万円未満であれば、
消耗品費などの項目で費用としているでしょう。
では、金額が10万円以上の場合には、
いくつの選択肢があるか、
みなさんはしっかり把握できていますか。
10万円以上20万円未満の場合には、
次の3つの方法があります。
①通常の耐用年数で減価償却する方法
②一括償却資産とする方法
③少額減価償却資産とする方法
また、20万円以上30万円未満の場合には、
次の2つです。
①通常の耐用年数で減価償却する方法
②少額減価償却資産とする方法
一括減価償却資産は、
20万円未満の資産が対象ですので、
20万円以上の場合には選択することができません。
ここで、よく質問されることは、
「一括償却資産と少額減価償却資産で何が違うのでしょうか」
ということです。
まず、ひとつ目の相違点としては、
費用にできる時期の違いが挙げられます。
一括償却資産は、
3年で均等に費用にしていきますが、
少額減価償却資産は、
事業の用に供した事業年度に、
全額費用とすることができます。
ふたつ目の相違点は、
償却資産申告書の対象の有無です。
一括償却資産も当然資産なのですが、
実は、償却資産申告書の対象にはなりません。
一方、
少額減価償却資産は、
全額費用にしているので、
会社の固定資産台帳には記載されないにもかかわらず、
償却資産申告書の対象になるのです。
ということは、
固定資産台帳とは別に、
少額減価償却資産の台帳管理も必要となるということです。
この他にも、
法人税の申告方法の違いなどがあります。
10万円以上20万円未満の資産を購入した際は、
それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、
どちらを選択するか、
しっかり検討してみてください。
今回は、
3年で均等に償却できる「一括償却資産」と、
30万円未満であれば全額損金算入することができる、
「少額減価償却資産」の違いについて、
お伝えしていきます。
会社において、
備品などの資産を購入する場合、
金額が10万円未満であれば、
消耗品費などの項目で費用としているでしょう。
では、金額が10万円以上の場合には、
いくつの選択肢があるか、
みなさんはしっかり把握できていますか。
10万円以上20万円未満の場合には、
次の3つの方法があります。
①通常の耐用年数で減価償却する方法
②一括償却資産とする方法
③少額減価償却資産とする方法
また、20万円以上30万円未満の場合には、
次の2つです。
①通常の耐用年数で減価償却する方法
②少額減価償却資産とする方法
一括減価償却資産は、
20万円未満の資産が対象ですので、
20万円以上の場合には選択することができません。
ここで、よく質問されることは、
「一括償却資産と少額減価償却資産で何が違うのでしょうか」
ということです。
まず、ひとつ目の相違点としては、
費用にできる時期の違いが挙げられます。
一括償却資産は、
3年で均等に費用にしていきますが、
少額減価償却資産は、
事業の用に供した事業年度に、
全額費用とすることができます。
ふたつ目の相違点は、
償却資産申告書の対象の有無です。
一括償却資産も当然資産なのですが、
実は、償却資産申告書の対象にはなりません。
一方、
少額減価償却資産は、
全額費用にしているので、
会社の固定資産台帳には記載されないにもかかわらず、
償却資産申告書の対象になるのです。
ということは、
固定資産台帳とは別に、
少額減価償却資産の台帳管理も必要となるということです。
この他にも、
法人税の申告方法の違いなどがあります。
10万円以上20万円未満の資産を購入した際は、
それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、
どちらを選択するか、
しっかり検討してみてください。
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