


トップ > 知って得する税金講座 > 200時間目 [ 一括償却資産を譲渡したときの注意点 ]
200時間目 [ 一括償却資産を譲渡したときの注意点 ]
2017年09月01日(金) テーマ:法人税
みなさん、こんにちは。
今回は『知って得する税金講座』の200時間目です!
ここまで継続してこられたのは、
この税金講座を見てくださった、
みなさんの応援のおかげです。
これからも、
みなさんの役に立つ情報を提供していきたいと考えています。
ぜひ、今後も『知って得する税金講座』に
ご参加ください。
さて、今回のテーマは、
「一括償却資産を譲渡したときの税務上の取扱い」
についてです。
一括償却資産とは、
取得価額20万円未満の減価償却資産を、
3年間で損金にすることができるという制度です。
例えば取得価額15万円のものであれば、
5万円ずつ3年で損金にすることができます。
ここで、
例えば2年目に廃棄した場合は、
2年目に10万円を損金にできるでしょうか。
答えはNOです。
廃棄の有無に関わらず、
税務上は3年で5万円ずつ損金にすることになります。
もし、経理処理において、
帳簿価額の10万円全額を費用化したときは、
税務申告で申告調整を行います。
税務上の取扱いと異なる経理処理を行った場合は、
申告調整をする必要が生じますので、
その点だけは忘れないようにしてください。
今回は『知って得する税金講座』の200時間目です!
ここまで継続してこられたのは、
この税金講座を見てくださった、
みなさんの応援のおかげです。
これからも、
みなさんの役に立つ情報を提供していきたいと考えています。
ぜひ、今後も『知って得する税金講座』に
ご参加ください。
さて、今回のテーマは、
「一括償却資産を譲渡したときの税務上の取扱い」
についてです。
一括償却資産とは、
取得価額20万円未満の減価償却資産を、
3年間で損金にすることができるという制度です。
例えば取得価額15万円のものであれば、
5万円ずつ3年で損金にすることができます。
ここで、
例えば2年目に廃棄した場合は、
2年目に10万円を損金にできるでしょうか。
答えはNOです。
廃棄の有無に関わらず、
税務上は3年で5万円ずつ損金にすることになります。
もし、経理処理において、
帳簿価額の10万円全額を費用化したときは、
税務申告で申告調整を行います。
税務上の取扱いと異なる経理処理を行った場合は、
申告調整をする必要が生じますので、
その点だけは忘れないようにしてください。
次の講座:201時間目 [ パソコン購入時にソフトウェアが一体となっている場合の取得価額 ]
前の講座:199時間目 [ バーチャルオフィスと税務申告 ]
知って得する税金講座 講座一覧
前の講座:199時間目 [ バーチャルオフィスと税務申告 ]
知って得する税金講座 講座一覧
「法人税」がテーマの最新税金講座
-
2022.08.01259時間目 [ 特別償却と税額控除のどっちがお得? ]
-
2022.05.02256時間目 [ 人材確保等促進税制の要件を確認しましょう ]
-
2021.06.02245時間目 [ 中古資産の耐用年数 ]
-
2021.05.06244時間目 [ 少額減価償却資産と償却資産申告 ]
-
2021.04.01243時間目 [ コロナウイルス関連の助成金の計上時期 ]
税金講座 テーマ一覧

- 2023.03.01
- 266時間目 [ インボイス制度の負担軽減措置(案)のよくある質問とその回答 ~2割特例~ ]
- 2023.02.01
- 265時間目 [ インボイス制度と令和5年度税制改正 ]
- 2023.01.05
- 264時間目 [ 1月分給与の源泉所得税の確認をしっかり! ]
- 2022.12.01
- 263時間目 [ 年末調整関連書類の注意点! ]
- 2022.11.01
- 262時間目 [ 社宅の個人負担分の金額 ~役員編~ ]
- 2022.10.03
- 261時間目 [ 社宅の個人負担分の金額 ~従業員編~ ]
- 2022.09.01
- 260時間目 [ 消費税の納税義務の確認に注意! ]
- 2022.08.01
- 259時間目 [ 特別償却と税額控除のどっちがお得? ]
- 2022.07.01
- 258時間目 [ 源泉所得税の納付期限の特例の要件は満たしていますか? ]
- 2022.06.01
- 257時間目 [ 令和4年度税制改正はチェックしていますか? ]